ナンバー吾
松本大洋作。
戦争のない世界のひとつの回答である、思想の完全統一を表現している
ような気がする。で、その心地の悪さも。
王の能力は今のインターネットの世界を意味しているようにも見える。
破壊者である吾には戦争、闘争本能それ自体も自然であることを意味するのか。自然に対する畏怖。尊敬。
多様性を保ちつつ、争いのない世界なんか作れるのだろうか。矛盾しているか。戦争を否定するのは生命の進化自体を否定しちゃうのだろうか。
人間はちっぽけである。働き蜂になれたらどんなに楽だろうか。
マトリョーシカはなぜ、あっちの世界にいったままなのか。
- 作者: 松本大洋
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/02/28
- メディア: コミック
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