メアリー・スーを殺して
相変わらず、部屋の中の積読本が処理しきれずにキャパを超え始めてるので、この3連休はテーブルの上にズデんと積読本を集めて、色んな本をつまみ食いしながら多読を楽しむ。
人に勧められて5月くらいにこの本「メアリー・スーを殺して」を買って読み始めてたんですけど、今読み終わりました。短編集は区切りがつけられて、しばらく放置してもまた読み始める敷居が低くて良いね。
「愛すべき猿の日記」
「山羊座の友人」
「宗像くんと万年筆事件」
「メアリー・スーを殺して」
「トランシーバー」
「ある印刷物の行方」
「エヴァ・マリー・クロス」
昨日、「ある印刷物の行方」を読み終わって、今さっき「エヴァ・マリー・クロス」を読み終えたんですけど、、「エヴァ〜」の読後感を引きずってます。。人間楽器って不穏な感じとタイトルである程度、結末を察してはいたんだけど、読み終えるとエンドルフィンの禁断症状に似た感覚が出てきました。。
短編の中で一番を選べッて言われたらやはり「山羊座の友人」かな。読んでる途中から、え、そういうことになるのか、って自分の予想範囲外の方向に話は進んでいって、いい感じでしたけど、なかなか切ない話でしたね。ある印刷物の行方も良かった、メアリー・スーを殺しても面白かった。
作者が乙一、中田永一、山白朝子、越前魔太郎と作家が集まってかかれた短編集なのかなって思ってたら、全員同一人物だって教えてもらって驚いた。
人に勧められた本を読むっていうのもなかなかおもしろい。勢いに乗って乙一のZoo1,2を古本屋でGET。一冊片したのに2冊増えてる不思議。。
そいえば、乙一のJoJoの本もまだ読んでなかった、テーブルに積んでおこう。
漫画も出てたんだね、チョット読んでみたい。