東京百景
話の長い小説とかだと、どこで
読み区切って良いかわからず、
読み続けて、読みダレる、という
パターンがよくある。
なので、区切りやすい、エッセイ系の本を好む。
古本屋で見つけて、あー、又吉の本だーと
思って、ぱらぱらと立ち読みしてたら、
面白いエッセイだったので購入。
くるりの「東京」のことが書かれた
3節目が良かった。
虚構と現実を行ったり来たりするような
文章スタイルで小気味いい。
本好きが作った本ということで
本の手触りもいい。
個人的には東京あたりに住んでた時、あんまし
人が多いところ苦手で出かけてなかったけど、
こういう本読むと、いろいろ行っときゃ
よかったなー、と後悔する。