まほろ駅前多田便利軒
むかし、数年、まほろに住んでたことがあったので、
あー、ここ見たことあるある。みたいな感じで、
映画見ながら、かなり懐かしんでました。
小田急線と横浜線がクロスして、デパートがその周辺に
乱立してて、やくざが立てこもったりとか
犯罪が多くて。そんな街でした。
サバ―ビアでゴッサムシティーみたいな感じ。
まほろに住みながらこの小説読んでたんだけど、
なんか自分の住んでる町が文章になってるっていう
面白い感覚を味わった記憶がある。
で、小説の内容はほとんど忘れてしまっていたので、
映画を新鮮な気持ちで楽しめました。
人間やりなおせるもんなのかな、っていうのがテーマかなと、
あと親子とか。
柄本さんの息子とか、大森一家とか、
松田さんとこは以外なとこで競演してて、一番ウけたシーンでした。
なんか映画見終わって、人生ともうちょっと向き合わんと
駄目だな、と思わされました。
ちょっとまた散歩しに行ってこよっかなまほろに。
なんとなく鮭を思い出した。育った街に帰ってくるみたいなとこが。
そこで育てるのが安全だってのが、DNAに刻まれてるのかしら。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/03
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