戦術と指揮
明らかに、Q国は台湾、X国は日本、Z国は中国、P国はアメリカ、R国はロシア。
こんな戦争実際に起きたらめんどくせーだろうなー。
ここには出てないSK国とNK国あたりの動きも入ってくるだろうし。
外交でどうにか凌ぐ、現状維持が最善策なのも困ったものだけど。
この本の戦術の例題を解きながらやってたけど、正答率50%くらいかもしれない。
ここが戦場だったら、確実に死んでそう。
アマチュアをすぐに戦場に送り出すための思考順序をメモ
(ちなみにロンメル級の思考順序は連想・直感的思考順序)
①「命題」
・通常、上級指揮官から与えられる「任務」である。
・これを子細に「任務分析」し、達成する事項の優先順位を決める。
②「前提」
・作戦する地域を規定する。「地域の特性」を明らかにして認識し、戦術的に分析する。
・現状までの敵情を解明し、将来の「敵の可能行動を列挙」して、採用と公算と弱点を見積もる。
・自分の部隊の状況を掌握し、敵戦力と相対比較して、勝ち目(とくにすぐれている点)と問題点を明らかに認識する。
・こちらがとりうる「行動方針を列挙」する。
③「分析」
・すべての「敵の可能行動」とすべての「味方の行動方針」を総合的に組み合わせて戦闘シミュレーションを実施し、行動方針の選択のためのカギとなる要因を見出す。
④「総合」
・比較のための要因に、重要度の順位を定める。
・行動方針を比較する。
・ついで、時間と空間の要因について考える(英国式。理論的ではないが経験的に誤りを少なくするために繰り返す)。
⑤「結論」
・選択の腹構えを定め、最良案を選択し、その問題点と対策をあきらかにする。
・英国式では、作戦計画の骨子を作成する。
あと、スウェーデン軍とか米軍が研究している「プロフェッショナルの思考過程」もメモ
(ベテランの師団長以下に推奨)
「状況の特質の把握」
「全感覚の活用」
「連想的・直感的決定"着想"」
「合理的説明の想像」
- 作者: 松村劭
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/03
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (38件) を見る