一人会議議事録

日々是遺書

歌川国芳展 前篇

朝起きて、とりあえず何か食おうと、いろいろ

物色。冷蔵庫の中には納豆1パック。

キッチンの上には1ゴウにも満たないコメがパラパラと

あるのみ。これが部屋の中にある全食料。

しょうがないから外に食いに行こうかなと思い、

時計を見ると8:45AM。

あぁそいえば、歌川国芳、見に行きたかったんだ今週末。と思い出し、  

外出るついでになんか食いながらいこうと、とりあえず文庫本と

ipodと鍵と財布とをポッケに詰め込み、地下鉄駅に向かう。

真駒内駅に着。北欧のパン屋が無くなってる。。

軽くパン食いたかったのに。もういいや、と朝飯抜きで芸術の森へ。

 

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event.hokkaido-np.co.jp

 

今日は、ぱらぱらと急に雨がふったり、晴れたりと、

雲の流れが早い日。

とりあえずチケット代1000円を払い、美術館の中へ。

 

歌川国芳に興味持ったのは、去年やってたテレ東のドラマ。

www.tv-tokyo.co.jp

探偵事務所の壁面にはられた、「相馬の古内裏」ってでっかいドクロの絵

がカッチョ良くて。コレ書いたの誰だと、そこから興味を持ちました。

それ以前にも、たぶん日曜美術館とかの特集で宮本武蔵と鯨の

絵とか見てて、気になってはいたのだけど、ドクロ好きとしては

あの絵が決定的なものがアリました。

その絵は展示の一番最初に貼ってあったのだけど、

ドラマでみたイメージがでかすぎて、本当のサイズでみると

小さいなー、というのが第一印象。

あのドラマで使われてたサイズの絵がほしいなー。部屋に。

 

それにしても、すごいデザイン力。とても江戸末期に書かれた

絵とは思えない。このものすごい芸術を江戸の多くの大衆がみて

おかしんでいたという図は、やはり日本の芸術は大衆が

育ててきてるんだなぁと改めて思いました。

だから今のマンガとかも、普通に下手なアートより

全然アートだと思うし、アートはやっぱり多くの人に引っかかってこそ

なんじゃないかなーなんて、腹減って思考力がなくなりつつある

脳みそでぼけーっと考えていました。

 

展示数がものすごくて、全部見きるには

数時間かかりそうでした。日曜日だし、お客さんも多くて、

一枚の絵もじっくり見れなさそうナ感じ。平日にまた、見に来たい。

 

気になった絵は、たくさんの猫の絵とか、擬人化された金魚だとか

雀とか、狐だとか、もうホントマンガの世界ですよ。

あと、むだ書き。絵の線がホント、浮世絵っぽくなくて

これ、マンガだよなぁ、なんて思いながらみてました。

 

www.ukiyo-e.jp

 

今回の展覧会で一番好きになったのは、猫ドクロの着物をきた

役者の絵。

あの猫ドクロのグッズほしい。。

 

blogs.yahoo.co.jp

 

さ、5/30から後篇の展示会が始まるから、その時に、物欲魂を

くすぐられた、猫のマスキングテープを入手しましょう。

 

展覧会を出たあと、アートマーケットがやっていたので、

普段使いできそうなものを物色して、家路へと向かいました。

 

geimori-artmarket.kep-product.com

 

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