一人会議議事録

日々是遺書

流血

また、記憶がない。
朝、目覚めて、手を見ると乾いた血がこびりついていた。
白い壁にも血が。
鏡を見てみるとおでこにも滴りおちる乾いた血が。
どうやら、頭から流血らしい。
痛みはない。と思ったら痛い。
脳が出てないかな・・・
いつ切ったのか記憶がまったくない。
あの時の日本酒のせいか。
部屋の中はある種、殺人現場チックに血に染まっている。