思考の補助線
怒りの茂木さんって感じ。
無限の知に対して、この世のあらゆることを引き受ける
ことに対して、萎えてしまう。
浅い知で満足してしまっている。
萎えちゃいかんと、怒ってらっしゃる。
茂木さんが面白いところは、
テレビに出まくったり、人に会いまくってるのって、
有名になりたいとか、金儲けしたいとか、そんなんじゃなく、
この世界のすべてを引き受ける、という気概を見せつけてるところです。
でも、そんな茂木さんでも
無限の知の前に、この世界のすべてを引き受けようとしている姿は
ちょっとしたピエロにも見える。
ドン・キホーテに見える。
それでも、誰に笑われようが、
すべてを引き受けるという方向にまい進しなければ、
見えてこないものがある。
すべてを引き受けて、補助線を引くことにより、
見えてくるものがあるのかも。
考えることは人間にとって最大の快楽って言葉が
さんまシステムの「楽しくなることを考えていることは楽しい」とも
つながってくる。とにかく考えていこう。いろいろと。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/02
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