星やどりの声
5月くらいに書いてた記事が下書きに残ってたので、投稿してみる。
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最近、朝井リョウの小説が気になって読んでる。
っていってもコレが1冊目なんですけど。
海、新宿から快速で50分、紫陽花、寺、って雰囲気から
鎌倉あたりをイメージして読んでました。
何でもかんでも錆びさせてしまう海風の強い町のイメージ。
小説読むとき、登場人物を役者に当てはめて読む傾向がある。
全体的に父性が失われた後の世界のような気がするけど、
三位一体でいうところの父と子と精霊の父が失われた世界。
バランスを失うと崩壊しやすい。
感情のダムがブワッと崩壊するサマは「桐島、〜」に近いなー
と思いつつ、映画しか見たことないんだけどね、と自問自答。
本はまた、違うらしいことを聞いたので、文庫本手に入れて
ちょっと読んでみようと思う。
今年は「何者」も映画化される、という。