一人会議議事録

日々是遺書

太陽の蓋

ちょっと余韻の残る映画でした。そして、あの日を強烈に思い出す映画でもありました。3月12日、私は羽田から新千歳について飛行機に降り立ったときにあの爆発したってニュース聞いたときは、ちょっと近くの上空飛んでたんじゃないか、、と暗澹たる気持ちも思い出しました。そして札幌についたときの全然、東京都は違って、普通に日常的な時間が流れていた、空気感みたいなものを映画みながら思い出しました。

シンゴジラみて、日本の政治家もやるもんだなーなんて、思ったけど、あくまでフィクションの世界であって、、実際のノンフィクションな政治家は、ただ起こっていることに右往左往しているだけで、情報を得ることも状況をコントロールすることもできてなかったんだな、と悲壮感漂う気持ちに陥る。ただ、フィクションでは人間が頑張ることで、最悪な事態を打破するっていう感じで向かいがちだが、さすが、ノンフィクションの世界、NHKスペシャルとかの再現ドラマも合わせて考察すると、ほんとに紙一重といかたまたま助かった、という状況だということがジワジワと伝わってきて、恐怖しかないわ。忘れがちだけど、いまだに2号機とかの中身はわかってないんだから、収束など全然していない、ということを5年もすれば忘れてしまう自分の脳にも恐怖。なんか世間的に原発大丈夫、日本の発展のためには原発は必要悪、また放射脳なこと言ってるよーwwみたいな意見が大勢をしめちゃう、雰囲気は、東電チックなところが金かけてコントロールしてんじゃね??みたいな気持ちも無きにしもあらずだけど、自分的には原発=必要悪ッて思ってる所が若干あるんで、この問題を整理するにはもうチョット考えなければならない。。

 

 

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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