有害都市
嫌なら見なければ、いいのに
自分が見て嫌なものは、自分以外にも見せたくはない、
っていう同調圧力みたいなものが、
戦時中の日本の雰囲気とつながるようで、コワイ。
無茶な法律のような気もするが、実際はかなり現実にちかく
現在進行形の延長線上にこの未来があるのではないか、
決してフィクションではないんじゃないか、と思わせられるのが、
コワイ。
久しぶりにダズハントが見たくなって、作者のHP
行ってみたら、このマンガを書くキッカケみたいな
のがかいてあった。
マンホールが長崎で有害図書に指定された憤りが発端で
書いているっぽい。
長崎って、低年齢で猟奇的な殺人事件を起こしてる県って
イメージがあるけど、良かれとおもってやった抑圧による
フラストレーションが爆発して…なんて想像をしてしまう。
とにかく、嫌なら見なければいいし、
見たいものの選択肢があり続ける世の中であってほしいものです。
汚いものを見せなさすぎる世の中ってのもなんだか不健全な
気がする。人間なんてしょせん血袋だし糞袋なんだから、
ちょっと、ブツケたら、グロい汚いもんが出てくるよ。
インドでは死体が川に流れてるっちゅうし。