一人会議議事録

日々是遺書

闇の子供たち

思わず、映画館出たら、ウォッカ買ってがぶ飲みしてしまいました。

これは見るのに覚悟がいる映画でした。

最後の鏡がお前も見て見ぬふりしてんじゃねぇのかって
突きつけられてるようで、罪の意識に苛まれます。

かといって、宮崎あおいさんがやってた役のように
エイズの子にキスするくらい強く介入できるかといわれれば
んー・・・と、唸ってしまう。
罪の意識にさいなまれるくらいなら行動した方がいいのか・・・

あの、ゴミにすてられた子は結局、家族の元まで帰ったって
解釈で合ってるのかな?

もし自分の子が他の子の命で助かるとしたら、
って選択には会いたくないが、
でもほんとにそんなシチュエーションにあったら、
もしかしたら、命の輸入をしてしまうのかもしれない。
そういう意味では佐藤浩市さんの役の人を責めることもできないし。。。

江口洋介さんのあの写真のことを聞かれたシーンの演技は
今思うとすごかったなぁ、なんて思い返しました。


んー、ヘヴィーな映画でした。


闇の子供たち (幻冬舎文庫)

闇の子供たち (幻冬舎文庫)