「社会を変える」を仕事にする
感動した。
魅力的でおもしろい人だわ、駒崎さん。
北の国からの最後の方で出てきた、「結」の世界だな。
松永のおばちゃんは昔はいっぱいいたし、
「結」の仕組みもちゃんと機能していたはずなのに、
なんで、利己主義的な社会に、自己責任の社会にどんどんと
変わってきてしまったのだろうか。
だからといって、小泉構造改革が悪いんだとかいう、
短絡的なことを言う政治家の方がよっぽど利己的に見える。
利己的になっていってる社会構造そのものが
「投げ込む男」になっているような気がする。
昔っつったって、せいぜい20年前くらいだろうか。
何があったっけこの20年で。
でも、そんな中でも利他的であろうという
志を持つ人たちもいるわけで。
利他的であることで、皆、Win-Winになれるという
事例をもっと作り上げていけば、社会はもっと変わるかもしれない。
このごろ、何かを変えるってことはトップダウンより
ボトムアップの方がいい方向に向かうんじゃないかなと感じてる。
アダルト動画のネット配信の定額制システムから着想されたアイデアが
最終的には厚生省の役人にぱくられるんだから、
気づきなんてものはどこにころがってるかわからないもんだな。
なんか、この書籍にデジャヴ感があるなぁと思ってたら、
マスターキートン6巻の「コーンウォールの風」って話が
妙にシンクロしてて、思わず意味はないけどマスターキートン
全巻読み直してしまった。。。
ゴールに向かって、挫折しながらもひた走る
駒崎さんの文章を追いかけてると、心のBGMがかかってた
Syrup16gのリアル
必死なのは かっこ悪くねぇ
むしろ その逆
「無関心なのに依存する」体質ってキーワードを聴くと耳が痛い。
自分はそうではないと言い切れないからだろう。
Actionを起こすには、これからどうモチベーションを持っていけばよいだろうか、
せいぜい、エクセルとにらめっこどまりだな。
ま、考えうるちいさなことからやっていきましょうか。
- 作者: 駒崎弘樹
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2007/11/06
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