一人会議議事録

日々是遺書

プロフェッショナル

・才能とは努力を継続できる力。
棋士羽生善治
・何も考えずただ無心に歩く。
・今はあえて白紙で勝負に挑む。
・羽生は一息つく間もなく、盤面に向かう。
棋士羽生善治35歳。
・震えるほどの決断
・七冠からの陥落
・知られざる10年。
・宿命の対決
・勝負師の素顔
・直感を信じる。
・直感は経験で磨く
・対極に向かう。付き人もマネージャーもいない。
・地方に行くと、必ず羽生は散歩にでかける。
・目的があるわけではない。ただぼんやりした時間をつくる。
棋士になって20年、いつしかこういう時間を大切にしてきた。
・ここ数年、いつも同じ言葉を思い浮かべる・・・玲瓏
・玲瓏・・・透き通り曇りのないさま。
・30歳を過ぎてから羽生の将棋は変わった。
・あえて、手を読まない。
・30を過ぎ、反射神経、記憶力などが衰えてくる。
・そんななか重要になってきたのが大局観。勝負の流れを読む。
・負けても得られるものがある。
・負けても実戦の中で新しい戦術を試せたことが良かった。
藤井システム。守りを固めてカウンター。
・羽生はあえて藤井システムに飛び込んだ。
棋士同士の戦いは長く続く。
・その長い戦いの流れを捉えるのも大局観。
・よりどころとする流儀・・・直感を信じる。
・羽生の手が震える。一手のミスもゆるされなくなったとき、羽生は手が震える。
・勝ったあとにも、右手の震えはとまらなかった。
・震え・・・確信がもてないまま何かを選ばなければならないプレッシャーで。
・扇子、30本くらい所有。
・考えてるときにぱちぱち扇子をならすのが、おちつく。
・将棋を考えるのはかなりいらいらとする。そのいらいらを扇子にぶつけている
・詰め将棋は準備運動。
・大局観。
・二十歳の頃は大局観は意識していなかった。そういう考え方ができなかった。
・年齢にあわせたプレースタイル。
・10代は記憶力と反射神経。
・年を重ねると読みと駆け引き。
・直感。直感は経験から浮かびあがってくるもの。
・直感はくじ引きでぱっとでてくるものではない。自分が蓄積してきたもののエキスが出てくる。
・才能とは、ひらめき。
・若くして頂点を極めた羽生。だが、その後、漠然とした不安をおぼえる。
棋士として、どう生きていくのか。迷いとともに成績も落ちてくる。
・七冠から王座ひとつと陥落したとき、若手棋士と対極するベテランの姿に、はっとなる。
・才能とは、努力を継続できる力
・生涯をかけ、自分の将棋を極めることに価値がある。
・同じことを1日1時間、20年間続けてくださいといわれても、たいていの人はできない。
・同じペースで走り続けることのできる人の方が才能があるのではないかと考えるようになってきた。
・経験をつむことにより、脳の中に、スキルが蓄えられていく。一日でぐんと成長できるわけではない。
・全体の方向性として、変化を恐れずに進歩していく。
・10代のころの自分と対局してどちらが勝つか。やってみないとわからないが、今のほうが将棋をわかっている。
・宿命の対決、羽生VS森内
・1局1局は死力の尽くしあい。
・長丁場の対局の休憩時には、同じ店の同じテーブルで同じ食事をとる。それが思考の空白を生む。
・食事時間10分。ふたたびあわただしい対局にもどる。
・午後10:30、羽生投了。羽生3連敗。
・勝負師という人生
・対局のない日はできる限り将棋から離れる。
・よく立ち寄るのは書店。活字に没頭して将棋から離れる。
・10,20代のころは余計のことを考えない。
・年齢を重ねるといろんなことを考えるので迷いが生じる。
・ぶれない。言うのは簡単だが、実際やるのは難しい。
・リスクなくして、成長なし。
・大胆な攻めにでる。
・20年の将棋人生で初めて指す、常識はずれな手。
・このことにより局面が動く。形勢がどちらかに傾くか、ここが正念場。
・全力を尽くしているという充実感が、ただある。
・羽生は攻め続ける。
・そのとき、羽生の手が震え始める。またあの言葉を思い始める・・・玲瓏。
・信じる一手を指した。
・9時間に及ぶ激闘が羽生の勝利で終わった。
棋士として新たな境地へ挑戦し続ける。果てのない勝負へと。
・プロフェッショナルとは・・・ゆるぎない人。ほんとに大事にしていることを信じ続ける人。


これ1回、再放送でみたけど、深夜だったからうろ覚えだったんだよな。
また見れて良かった。
才能とは、努力を継続できる力、か。
最近、わりかし継続してんのはここに何かを書くってことぐらいかな。