一人会議議事録

日々是遺書

プロフェッショナル イチロー

・伝説を越えた男
・野球選手・イチロー
・のしかかる重圧
・弱い自分を隠したかった。
・プレッシャーはかかる。逃げられない。自らプレッシャーを掛けよう。
・バッターボックスでしか感じられない雰囲気、におい、あそこでしか生まれないもの。
・「イチロー」は自分ではない。
・究極のバッティングを求めて。
・肉体・精神の状態、その中で究極のフォームを決める。
・シアトル郊外に自宅を構える。
・愛犬:一弓
・朝昼兼用の食事・・・妻の手作りのカレー。
・7年間ずっと同じ朝食。
・シンプルのものじゃないとだめ。カレーの上にカツはありえない。
・食事の後には好きなDVDを見る。白い巨塔を30回以上見てるのは自分くらいだろう。
・移動。その間に、
イチローになる。
・全身に緊張感を漂わせ足早にロッカールームに向かう。
・毎日同じことを行う。
・限界まで細く削られたバット。
・手に重さだったり形だったり残るのが嫌。
・バッティング練習。誰よりもホームランを打つ。
・打席を待つ間は必ず、ベンチ中央左側に座る。
・狙いを定めるようにバットを立てる。
・目の焦点をバットの先端に。その後、ピッチャーを見る。最高の集中。
・0.4秒の戦い・・・ピッチャーからミットまでの時間。
・あえて難しい球を打つ
・試合が終わっても緊張を解かない。
・ようやく、緊張が解かれるのは自宅のドアを開けた瞬間。
・支えは家族。
・重圧。
・野球でなにかあると、奥さんはすぐにわかる。
・暗いときと明るいときのギャップがすごい。
イチローイチロー足らしめる流儀・・・過去のイチローを捨てる。
・遠征・・・時差はきつい、コレに離れない。
・足裏マッサージ。
・毎年、自らのバッティングを変えてきた。
・過去の形を振り返ると、よくあれで打てたなと、思ってしまう。
・バッターボックスでの立ち位置が変わった。30センチくらい後ろに下がる。
・妻の一言で変わった。「ちょっと離れてみたら景色がかわるんじゃないの?」
・プレッシャーを技術で超える。
・精神には限界がある。幾度となく精神を追い込まれてきた。
・重圧を超えてるように見えているが超えてはいない、とイチローは語る。
・自らプレッシャーをかけて、その中から新しいバッティングを生み出す。
・野球のおもしろさ、ちょっとつまったら、ぎりぎりでとられる、アウトになる。
・7年間、同じカレー。こだわりの食事。同じ味、同じバランスを考えたものを常に提供する妻はすごい。
・集中術・・・イチローモード。時間がきっちり決まっている。ストレッチの時間、ゲームに入る時間。意識なくスイッチがはいっていく。武道は所作が決まっている。
・人間、無意識の領域の方が大きい。
・身体にゆだねることは間違いではない。
・ホームランは狙えば打てる。狙ったら打球は飛ぶ。ちょっとした遊び。
・真剣勝負の中の遊びは重要。
・背面キャッチは油断したとき用の練習。遊びじゃない。
・足の裏は重要。そこから力が抜けていく。
・ジンクスとイチローのこだわりは違う。けども・・・
・げんもかつぐ。バッターボックスに入る足。
・肥大させないで、筋力をアップさせたい。
・素顔の鈴木一郎の苦悩の日々。
イチローが抱いた違和感・・・「イチロー」は自分ではない。
イチローの名前だけがどんどん大きくなっていった。
・そのうち、部屋に引きこもるようになっていった。
・条件反射的に下を向くようになっていた。
・気がつくとあれだけ好きだった野球を楽しめなくなっていた。
・純粋に野球をやってる感じがなかった、数字を残すプレッシャーだけ。
・メジャーに移っても重圧は変わらなかった。
・精神的に追い込まれ、息もできないこともあった。
・外から見れば、ヒットを生み出すスーパースター。
・でも、本当は、重圧と孤独に戦う男。
・2007年、重圧と向き合う。
イチローであることの苦悩。
・静かにプロ野球の世界にはいったのだが、劇的に状況が変わって、
・とんがっていた、自分を守るために。
・野球を嫌いになりかけた、グランドに行くことが憂鬱だった。
・重圧には弱い人間だと思う。
・重圧がかかったとき、脈が変わるし、気持ち悪くなるし、家に持ち帰るし・・・試合中にも。
・血の気が引いていく。
・なんで野球なのだろうか・・・最初に、3歳の頃にみたのが野球だったから。
・2006年までは重圧を避けていた、避けることで戦ってた。
・2007年は重圧に向かう。向かっていって、緊迫感の中で出す200本安打の重みは違う。
・達成感は自分の中にはない。
・光る星をイメージはしているが真っ暗、でももがいていると見えてくる。
・重圧がイチローの技術を微妙に狂わせる。
・目に見えない、何か。
・目に見えないものが、イチローの中のかなりをしめている。目に見えないからむずかしい。
イチローがつかみかけてる、目に見えないものとは。
・ストライクゾーンだけ、打つことができたら、普通に打てる球をうつ。それができれば、
技術はいらない。
・弱い自分と決別する。
・覚悟
・ファンの人に背くことはできない。
・向き合わなければできない何かがある。
首位打者になれなかったイチロー。目は潤んでいる。
・YAZAWAのタオル。
イチローのつかんだもの。
・つかみかけてた感覚、具体的な技術ではなかった。自分が打席の中で見えている感覚、
景色がちがうものになってきた。
・ようやくスタートが切れた。
・プロフェッショナルとは・・・ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残す。


一弓かわいい。
毎日カレーか。。。
それでもいいかもなー。
去年はおもいっきし重圧から逃げてたな。
今年は重圧に向かってみよう、かな。死なない程度に。。。