一人会議議事録

日々是遺書

プロフェッショナル トークスペシャル 

なんか、ひさしぶりにメモ。


・こころに響く言葉がある。
・アートディレクター・佐藤可士和
・考えた量は伝わる
・広告の基本は見てもらえないもの。
・アートディレクター=医師。
・医師が診察するように依頼を受けた案件を丹念に紐解いていく。
・デザインは処方箋。
・アイデアはすぐに書かない。
・形にしてしまうと固まってしまう。
・イメージは強烈だから縛られてしまう。
・デザインをどのように生み出しているのか・
発泡酒・極生。
・しょうがないから発泡酒を選ぶのではなく、積極的に選ばせる。
・無駄なことを一切カットしたデザイン。
・アイデア。突然ひらめいたりしているのではなく、対象物の中に答えがある。
・一番外見は、一番外側の中身。考えたことが絶対外側にも出ちゃう。
・スタンス・ビジョンがあるかどうか。
・ビジョン、を伝えるのは難しい。
・ほとんどの問題はコミュニケーション障害。
・デザインとは、コミュニケーションの回路つくり。
・デザインの本質。
・一番弱いのはつくろっていること。
・シグナルにこめられたエネルギーが強ければ強いほど、相手にインパクトを与える。
・考えた量は伝わる。考えた量、質は相手に伝わる。
・どれだけ、考えているビジョン、純度が。
・考えた純度が高ければ、高いほど、相手に伝わる。



・工業・空間デザイナー吉岡徳仁
・「未来の定番」を作りたい。
・代表作。紙で作られたいす「Honey-pop」。
・チョコレートの包み紙を厚くしたもの。
・曲線をデザインするのに1年。
・紙って、くしゃくしゃになると価値がなくなる・・・でもよく見ると美しいと思った。
・いすの歴史でやわらかい椅子が少ない。そこに注目。
・椅子は人に近いもの。だからみんな挑戦する。椅子は難しい。挑戦しがいがある。
・オリジナリティー=デザイン。新しいものってのは難しいけれども。
・デザインの命は、オリジナリティー。
・着物のような椅子。使わないときは平面。使うときだけ立体に。
・できるだけ、素材の持ち味を生かして完成させる。
・デザインの役割とは・・・感動して毎日が楽しくさせる、そういうものの一部としてデザイン。感覚的な部分として人に幸せに。
・消費されるようなデザインは好きではない。10年後に見ても古臭くないものを。


装丁家鈴木成一
・読者をひきづりこむ。
・依頼は年間700冊。
・本のデザインに向かうとき、装丁家は何を思うのか。
・文字に存在感。
・サブリミナル・無意識に訴えかける。無意識のところに違う感覚を与える。
・新人さんの本の方が逆にモチベーションがあがる。
・鈴木さんの中のベスト。「ソロ」藤沢周
・装丁とは、読者を引きづりこみ、巻き込むもの。
・いくら手間をかけても装丁料は同じ。
・井伊直行「愛と癒しと殺人に欠けた小説集」・・・内容自体も実験的な小説。内容が何もない。
・本の個性を引き出す、それが装丁になる。
・装丁の仕事は20代のころから。
・嵐のような駆け出しの10年〜。仕事への流儀。
・90年代の半ば、記憶にない。
・駆け出しのときは誰でも不安。どうしたら次々とやっていけるか。
・一個一個の仕事をやり続ける。
・いいと思うなら、やり続ける。
・持続してくということが、仕事の誇り。



・建築家・隈研吾
・がんじがらめの中に実はいろんなヒントがある。
・負ける建築。
・建物が自己主張せず、環境に負ける建築。
・今、40もの案件をかかえる。どんなに多忙でも、現場に出向く。
・場所に行くことを大事にしている。
・場所に行かないと怖い。
・現場へのこだわり。
・その場所でだけ感じられる"何か"がある。
・サラチ。真っさらな土地なんてあるわけがない。
万里の長城から学んだこと・・・構造物が地面に沿ってるのが、すごい。
・デザインのヒントは現場にある。
・木や石などの材料を積極的に使う。
・がんじがらめの中で、どのように自分のコンセプトを出していくか。
・がんじがらめの中にいろいろなヒントがある。
・こんな、安い素材しかつかえない、という中からいいアイデアが生まれてくる。
・20世紀はコンクリートでつくる道しか見えていなかった。
・制約を発見するのは創造的なこと。
・人生の制約。体が一個しかない。体が現場に行ったことを大事にしていきたい。
・制約こそ、宝だ。



プロフェッショナル、結構スルーしてたな。
ちょっと、見る方向にしていこ。


おー、1月2日のプロフェッショナルはイチロー。絶対見よ。