一人会議議事録

日々是遺書

プロフェッショナル

・巨人、動く
・映画を創る。映画監督、宮崎駿、66歳。
・2006年春、新作映画制作はじまる。
・孤独に追い込む。
・風呂敷を広げる。
・朝はまず、1杯のコーヒーを入れる。
・アトリエの前にベンチを置く
・そして机に向かって絵を描く。
・仕事に直接関係していることばかりやっていてはだめ。
・追い込まれなければ、はじまらない。
・風呂敷を広げる。
・イメージボード。筋書きに縛られず絵から発想するからこそ生き生きとした表現がうまれる。
・脳みそに釣り糸をたらす。
・右側の脳がくたびれる。
・映画は理屈じゃない。
・論理でやっていくと自分の考えが狭くなる。
・不安を通り抜けないと人間の脳は働かない。
・映画を作り続けること。
・それによって、自分が存在しつづけるから。
・長編は物理的に最後。
・43年目のルネサンス
・アニメーション、これ以上いきようがない。
・違うことだけがわかっている。
・どこが違うかなんてわからない。
・裸になって、つくる。
・理想を失わない、現実主義者にならなければならない。
・老い。出てくる蛇口が細くなっている。
・目指すのは素朴なアニメーション
・賭けであることを承知の上で、宮崎は素朴さに挑む。
・「ポニョ、来る」
・監督という仕事。
・気持ちで映画作っちゃいけない。
・息子が小さかった頃、映画つくりに没頭して、子にかまえなかった。
・息子の映画を見て、「大人になっていない」
・孤独。
・孤独になるのは、作品にとって必要か。
・僕は不機嫌でいたい人間なんです。
・考え込んでいたい。
・映画が近づいてきたら、どんどん不機嫌になっていく。

・プロフェッショナルとは、半分素人の方がいい。精神の方が大事。



ポニョってなんか、メイに似ているかもしれない。
となりのととろ見たくなってる。