一人会議議事録

日々是遺書

プロフェッショナル 石原正康

・ベストセラーはこうして生まれる。
・その男、ベストセラー請負人
・ベストセラー連発 編集者・石原正康
・なぜか、並み居る作家に火をつける。
・作家の心を動かす男。
・初仕事の重圧。裸になるしかなかった。
・孤独に光をさす。
・新作長編に緊急事態。
・13年前、大手出版社を辞めて6人で会社を始めた。
・人気作家、吉本ばななの新作。石原さんと見た映画で思いついたという。
・5万部でヒットといわれる世界で、石原さんの売り上げは平均10万部。
・編集者=助産
・作品の誕生を手助けするために編集者のやること、
作家に最初の読者としての感想を伝えること。
・全身全霊で、ほめる
・ほんとにいいと思ったことを全力でほめる。
・気になる点の指摘はしない。
・自分が感じていいなと思ったことを作家はほめられた部分を
伸ばしてくれる。
・作家は孤独な生き物。
・作家と夕食。交わすのはたわいもない会話。
・作家と編集者の間はビジネスでは割り切れない。
山田詠美さんと酒を飲む。最後はいつも、石原さんが酔いつぶれる。
・編集者の仕事。完成した本を一人でも多くの読者に届ける。
・熱を広げていく。
・熱を広げるのは、口コミしかない。誰かが褒めてくれるきっかけを
つくる。
・年に数回、特別な思いで取り掛かる仕事。これから依頼したい
作家に手紙を書くこと。
・作家にどう接するか。編集者によって本の出来が変わる。
・自分なりの流れを作って、作家と向き合う。
・ベストセラーの舞台裏
・一番苦労した本「13歳のハローワーク」。調べることが多く、
売り方が難しかった。苦労が多かった。
・脳科学の観点から。「感動」は人に言いたくなる。
皆とシェアしたほうが進化していく。
・作家をやる気にさせるには、飢え。この作家の本が絶対読みたいという飢え。

・23歳のとき、ひとつの小説に衝撃を受ける。人生を変えた出会い。
山田詠美さんの「ベッドタイムアイズ」
・この作家に本を書いてもらいたいと、手紙を書く。
・とてつもない才能を前にし、腹をくくる「裸になるしかない」
・2人で作り上げた本は直木賞をとった。ソウルミュージックラバーズオンリー
・作家より「作品」の方が大事。作品があるから作家との関係性がある。
・ひとつの本を作る執念は、世の中に対する不満から。
・生物と毒の関係。
・志を高くもってもらう。
・生みの苦しみと向き合うこと、それが編集者の仕事。
・ちっちゃな握手。手紙を送る。はがきの力を信じている。
・プロフェッショナルとは、自分の言葉で仕事をする。
人から借りた言葉ではなく、自分の言葉で仕事ができるのが
プロフェッショナル。


作家さんってのはこどくなんですな。
褒め道を極めてみようかな。
来週はローソンの社長さんだ。必見だな。