一人会議議事録

日々是遺書

憲法九条を世界遺産に

タイトル的にちらっと気になっていたんですけど、
作者が太田さんと中沢さんということをこないだチラッと
見て知って、衝動で買う。

お隣の国々の挑発にさらされてると、自分の中の過激な部分が
改憲もやむなし、みたいな、ちょっとりっぱな髭を生やした
おっさんみたいな妄言も出てきたりするんですが、
やっぱホテル・ルワンダとか見ると、
平和の良さってもんが、改めまして感じられ。
この奇跡のような、お笑いのような、矛盾を抱えた
9条って憲法を守っていかなきゃ、ならんなと考える。
矛盾、大いに結構。矛盾を掲げて、意見をぶつける
状態が健全な社会なのかもと、この本を読んで思いました。
宮沢賢治についての新たな一面を知るきっかけにもなったし。
もうちょっと、戦前、戦中、戦後ってのを多角的に見る目が
必要なのかもしれない。


憲法九条を世界遺産に (集英社新書)

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)