一人会議議事録

日々是遺書

美女と野球

ちょいちょいと読み込んでいたんですが、ようやっと読み終わりました。

これはそんな底の浅い濁流のような毎日を書き留めた本です。

 底は浅くとも、そこはやはり濁流であるわけで。混沌とした日常を低温な視点でつづられた文章を酒を飲みながら、読んでいますと、爆笑により50度ものアルコールが気管支あたりに入り込み大変なことになることもしばしばでした。文章でコンだけ笑ったのははじめてかもしれない。
 結構、「東京タワー」とリンクしているネタもあって、おもしろかったでした。今度はタイトルが妙に今とリンクする「ボロボロになった人へ」なんかをBook Offあたりで探索してみようと思っています。無かったらちゃんと買います。

美女と野球 (河出文庫)

美女と野球 (河出文庫)