一人会議議事録

日々是遺書

土曜塾

養老孟司の虫スペシャ
・ゾウムシ、たくさんの種類があることがおもしろい。
・3月の末くらいから出る。
・真冬に虫はどこにいる。虫の気持ちになって探そう。
・スコップとピンセットとドライバー
・虫取り中の温度、風とかをなんとなく覚えている。五感が開かれる。
・生き物と思えない。機械っぽい。
・黄色で警告している。てんとう虫。
・昆虫はきれい。割合幾何学的。自然の造形美。
・ビーティング。木の枝や葉っぱをたたく。
・ヒゲボソゾウムシにこだわる。
・伊豆と箱根のヒゲボソゾウムシが異なる。自然環境がほぼ一緒なのに。
・ひげの長さ、体の幅、足の濃さが微細なところで異なる。
・何百匹ものゾウムシを標本に。
・ヒゲボソゾウムシオスにある交尾器が地域によって異なる。
・いっぱい見て初めて違いが判る。
・分化。
伊豆半島はもともと島だったので、伊豆独特の生態系と箱根の
生態系が異なるのかも。いまだに交じり合っていない。
・四国は西と東で虫の生態が異なる。
吉野川、高い山の間に川。過去の境?
・違いがわかる→発見。違いが非常に大きな同じになる。そうすると世界がわかる。そういうプロセスをたどるのが科学。
・茂木さんはチョウ。
・ゾウムシ、そう簡単に見つからない。
・原体験。ゴマダラチョウ。一週間通ってはじめて採る。
・わけ判らないものを整理しすじがみえてくるのがおもしろい。
・虫の生態。生活。
・食草。虫が食べる草。
・子供の時に虫を採る経験。いろんな感情の波を経験する。偏桃隔を鍛える。
・虫取りは辛抱強い。
・一見落ち着いてるけど、内に情熱をひめた人物になるのかも。
・いろんなことを学ぶ。感覚が開かれているから。世界を開いた目で見られる。たえず学習している。
・TVゲームが悪いとは言わないが、とにかく体を動かす。感覚を開く。
・虫取りに攻略本はない。


昔、ヤゴの抜け殻とか、オケラとかゲンゴロウとか、のこぎりクワガタとかクロアゲハとかトノサマバッタとかデカイトンボ(名前忘れた)などなどに興奮していたのを思い出す。
虫ミネェなーこのごろ。ゴキブリぐらいしか見ない・・・
虫自体が減っているのか、概念フィルターが邪魔をしているのか。