一人会議議事録

日々是遺書

渡り鳥

空間を澄んだ状態に浄化してくれてるっていうカンジがするので、相変わらず良さ気なアコギの楽曲を探してる。ココとか見ながら↓

safarina.blog.fc2.com

 

で、最近はこの曲入ってるアルバムを聴いてるかな。いい感じで部屋で響いてくれるんで良い感じ。もう少し探してみよう。

 

www.youtube.com

 

 

渡り鳥 (Remaster)

渡り鳥 (Remaster)

 

エッシャーの世界

ちょっと久方ぶりに芸術の森へ。エッシャー、中学とかで習ってた美術のなかでは好物の上位に入る。せっかく津軽海峡を超えてきたのだからと、あと暇だからとで見に行きました。

 

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event.hokkaido-np.co.jp

エッシャーのといえばだまし絵みたいのが自分の中では有名だっただけど、初期の頃のイタリアとかローマの風景、3次元的な空間の絵が結構好きかもと思いました。自分が左利きっていうのもあって、空間的な絵が好物になる傾向があるのかも。。山口晃さんの絵も好きだし。
だまし絵的な絵も好きだけど、初期の頃のも好きだワ、コレ。と思い、帰りに図録を買ってしまいました。

エッシャー最初は建築系の勉強からArt方面にやってきたんだね。

エッシャーって左利きかな?自画像とか鏡面の球を持っている絵が左だったりしたので、もしかしてと思い調べてみるとやはり左利きだった。左利きが空間的能力に秀でるっていうのも穴がち嘘じゃないんだね。というか空間的なものに対しての好奇心が人一倍強いのかもね、左利きって。

さすがに最初建築を学んでたというだけあって、その絵と一緒に展示されていた下書きというかメモ書きの習作を見ると絵画というよりは一種建築物の設計図を彷彿とさせられる。右脳に訴えてくるのに制作過程は非常に左脳的でもあるというおかしさ。

 

あと、ありえない図形の絵もそうなんですけど、初期の頃の絵をアップで見てると、ちょっとした目眩というかクラっとする感じがありました。遊びの要素として目眩っていうのがどっかに書かれてた気がしたけど、アートも目眩を起こさせることで印象づけるっていうのがあるのかもねー、と思いました。

 

エッシャーの絵がほとんど版画であるということも知らなかったんですが、展覧会では版画とかの説明もされてて、その中にリトグラフの説明もあって、リトグラフって何?とか気になってたんだけど、平板の版画のことだったんだね。よく絵画とか売ってるサイトを見に行くとリトグラフって書かれた作品が結構あってなんだろ?とか思ってたんだけど、謎が解けました。

今回の展覧会で一番よかった作品を挙げろっと言われますと、有名どころのメタモルフォーゼ系の「昼と夜」とかありえない空間系の「滝」とかやはりぐっとくるものがありましたけど、自分の中では「眼」っていう作品が一番でした。なぜだか髑髏のモチーフにぐっとくるという癖がなかなか抜けないですね。

展覧会には出てなかったけど、併設のショップでエッシャーの猫絵のポストカードが売ってたのでつい買ってしまう。猫絵のポストカードって集めたくなるワ。でもまだ3枚しかないけどねー。「眼」のポストカードも買っちゃいました。

 

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ちょっと朝くらいにはアートのハシゴでもしようかしら、と思ってたけどちょっと別の用事もあったんで、それに南方面から西方面への移動が億劫だったんで今日はやめました。。でも25日までだなー、ロダン展。。行けるか??