ミュシャ展 スラヴ叙事詩
今回の旅のメイン、ミュシャ展を鑑賞。
入り口から星空が魅力的な「原故郷のスラヴ民族」が「ドーン!!」とワンピース的な音が聞こえてきそうなくらいの圧倒的な存在感で迎えてくれる。こりゃ、想像以上にでかくてこりゃすごいわぁ。。と一人呆けておりました。
1Fでやっていた草間彌生展の方も人がわんさといたけれど、ミュシャ展の方も、移動できないくらいに人がいっぱいいました。。去年のルノワール展も多かったけど、もうちょっと落ち着いて鑑賞出来てたような気がした。ミュシャ人気のせいなのか、世間的にArt熱が高まってきたせいなのか。
それにしても圧倒的な大きさに度肝をぬかされました。遠くでみた雰囲気と近くで見た雰囲気がまた違って、いろんな鑑賞の仕方ができるなーって感じでした。人がコミコミじゃなければ、5,6時間は飽きずに鑑賞できるんじゃないかというくらいの情報量。
写真を撮れるという空間が設けられていたので、こちらも喜び勇んでパシャパシャと撮ってまいりました。ひさびさびはてなの写真容量が100%近くいきそう。。
絵の前にいる、鑑賞者たちと絵の中にいる登場人物がおなじ空間にいるような錯覚も覚えました。
スラヴ叙事詩の中で一番コレいいって思ったのは、ヴォドニャヌイ近郊のペトル・ヘルチツキーって絵で反戦の意志がヒシヒシと感じられました。あとウミロフ・ミラーって鏡の周りに油彩の絵が描かれた作品も圧巻でした。
いやー、イイモノ見さしてもらいました。
「バベルの塔」展
旅の計画は結構、ツメツメだったのでそそくさと上野に移動して、「バベルの塔」展へ。
雑誌で予習してブリューゲルさんの絵ももちろん見たかったんだけど、現存するのが25枚しかないっていうボスさんの絵も2枚みれるということで、喜び勇んで。
目的はバベルの塔の絵だったので、絵を間近でみるには列に並んで移動しながら見る必要があったんだけど、列に7回くらい並んでなんかガン見してしまいました。周りにある拡大したバベルとか映像資料とかを見て知識を吸収してからの本物を見るという工程がなかなか楽しかったです。
細かーい、ワシャワシャとした立体的な絵が自分の好みのArtなんだなーと再認識しました。
ボス、ブリューゲルは奇想の画家ということで、なかなかキモかわいい、モンスターというかユルキャラ感にあふれていました。将来、もしRPGのモンスターの絵師に就職するようなことがあったら(そんなことはまずないが)デザイン的に参考になるかもなーと思い衝動的に図録をまた買っちゃいました。初日初っ端に図録を買っちゃうと重いのよね。カバンが肩に食い込んだりして。旅は体力勝負です。月曜のことは考えておりません。
大友克洋さんの書いたインサイドバベルの絵もパシャリ。
旅は目的地につくまでがおもしろい
岩合さんの展覧会と同じ日に見てきました。謎解きのやつが面白かったかな。美術館の中に自動車が置いてあるというのもなかなかおもしろかった。そろそろ旅にでかけたくなってまいりました。